包帯クラブ by天童 荒太
包帯クラブ by天童 荒太
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わたしのなかから、いろいろ大切なものが失われている。
大切なものを守ろうとして、懸命に戦っているつもりでいると、
いつのまにか、別の大切な部分が失われている。
これは、戦わないかたちで、
自分たちの大切なものを守ることにした、
ある小さなクラブの記録であり、途中報告書だ。
(本の帯より)



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本の中にでてくる「ディノ」という子が、
ちとエロいのですが、いいなあと思いつつ
映画では、柳楽優弥さんがするそうですが、
どんなのを演じるのかちょっと期待したり、
映画としては、なかなか映像化しにくいだろうなと思ったり…

印象に残っているところが、この方といっしよだワン!と思ったり…

本の中にでてくる「ブランコ君」の話について思ったり…

そうそう、ブランコといえば…
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いや、ブランコの画像さがしてたら遭遇したの。
で、
笑えるメール~ハイジのブランコは最高時速68kmで揺れている!

すみません、話を戻します。
以下のような話です。

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むかし、日本が戦争をしていたころ、
子どもたちが大好きなブランコ君は、爆弾に作り替えられて、
外国の子どもたちがブランコに乗って遊んでいるところに落とされます。
すると、外国のブランコたちが、怒って、爆弾となって、日本に戻ってきました。


そういうお話なんだけど
月日がたつと
その話が次のように変更されてるの。

子どもたちが大好きなブランコ君は、
まず先に敵の攻撃によって、子どもたちが被害にあい、
それで、怒りに燃えたブランコ君が爆弾になって
敵をやっつけました。

心ならずも加害者の立場に立ってしまうという、悲劇の重さをあらわした表現が消えて、みずから受けた被害の大きさばかりを語るように変更されている…


今の、状態を見ているようでこわかったですね。

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心の中全部を書くわけじゃない。
それは、たぶん、他の人もそうで、
でも、黄色の包帯(なぜか黄色です。)巻いてほしさにブログの記事を書くのかな?
望んだ色じゃない、望んだとこじゃない包帯を巻くようなコメになるかもしれないが
と思いつつ、コメを書くのかな?
などと思いつつ…

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そうそう、最初にこの題名見たとき、包○が頭にうかんだの私だけ?





えっ、何?





         も、もしや‥





包‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥







       丁だよ~(笑)






いろいろ見てるとこんなのありました。
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筑摩書房 包帯クラブ 映画化情報より)

ついでに、本文より
 すべての傷を人に明かすわけじゃないと思う。それにはまた別の勇気が必要で、互いのあいだに別の信頼も要るように思えた。そして、きっとそんな勇気や信頼は、自分ひとりで治した傷をいっぱい持ってなきゃだめなんじゃないかって気がした。
 孤独のなかで、じっとかさぶたができるのを待った傷…その傷あとの多さが、これまでとは別の勇気、別の信頼を、だれかとのあいだに持てる可能性を、あたえてくれるんじゃないかって…。その代わり、人に明かせるような傷だったら、思い切って打ち明けて、包帯を巻いてもらってもいいんじゃないか。そのくらいの甘えは、人は許されてもいいんじゃないかって、このとき感じた。

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by maron415 | 2007-06-19 17:48 | 本 絵本
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