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「いただきます」について
マロンちゃんと、『いただきます。』して!
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それじゃ、召し上がれ!
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ごはんもらうのも楽じゃない!


以前、「給食のときの、『いただきます。』いらないんじゃないの。」という親の話から、新聞とか雑誌で話題になりました。
給食費を払っているのだから『いただきます。』と感謝する必要は無いという考え…

こんな話も何度となく聞いたことがあります。

給食の時間に、両手を合わせて、『いただきます。』と声を合わせるのがいけない。両手をあわせるという動作が、宗教的だからやめさせろ。

『ごちそうさまでした。』も、お金を払っているのだから言う必要は無い。

給食未払い問題もよく話題になっています。給食未払い…まあ、昔からあったと思います。でも、何が問題かというと、あきらかに払える能力があるのに、しつこい取立てがないから払わなくていいや、払うほうが損という態度です。そういや、金八さんでもしてました。
で、払っていなくても平気という考えが問題です…
そんな取立て教師の仕事じゃないだろうとも思うのですが…

話を戻します『いただきます。』です。
「、『いただきます。』の意味をもう一度考えてみませんか?にこう書いてありました。

『いただきます。』は感謝の言葉、料理をしてくれたお母さんへ、栽培をしてくれた農家の方へ、それから食べ物そのものに…。
食べ物にはすべて命があります。『いただきます。』とは自然の恵みである食べ物の命を『いただきます。』という感謝の言葉でもあります。

ドラマ30 ピュア ラブの中にもそんな話がでてきた記憶が…

で、給食費を払っているのだから、感謝する必要は無いという考え…

おいおい、いくらかは税金使われているんだよ。でないとそのお金で作れるわけないでしょ。
税金払っているんだから…
でも、税金払っているのは親、
親がお金払ってくれて、栽培してくれて、料理してくれて、配膳してくれて、その食べ物の命があるから、食べることができる。感謝して「いただきます。」と言って合掌して食べる。
別に、キリスト流で食べてもいいけれど、まあ日本ということで、仏流で挨拶する…

やっぱり、家庭の日常で教えることですね。
それに、「残したら、もったいない…」思わないのかな…
まあ、夕食を、無理やりにでも全部食べさせるなんてしないのかな。

こういう人って、お店に入ってもお金払っているから態度なのでしよう。
お金払ってるんだから○○して当然でしょ。




『いただきます。』の記事

TBSラジオ「永六輔その新世界」(土曜朝8時半~、放送エリア・関東1都6県)で昨秋、「いただきます」を巡る話題が沸騰した。きっかけは「給食費を払っているから、子どもにいただきますと言わせないで、と学校に申し入れた母親がいた」という手紙だ。番組でのやり取りを参考に、改めて「いただきます」を考える。

◇「私の場合」を募集
 手紙は東京都内の男性から寄せられ、永六輔さん(72)が「びっくりする手紙です」と、次のように紹介した。
《ある小学校で母親が申し入れをしました。「給食の時間に、うちの子には『いただきます』と言わせないでほしい。給食費をちゃんと払っているんだから、言わなくていいではないか」と》

 番組には数十通の反響があり、多くは申し入れに否定的だった。あるリスナーは「私は店で料理を持ってきてもらった時『いただきます』と言うし、支払いの時は『ごちそうさま』と言います。立ち食いそばなど作り手の顔が見える時は気持ちよく、よりおいしくなります」と寄せた。

 一方、母親のような考え方は必ずしも珍しくないことを示す経験談もあった。「食堂で『いただきます』『ごちそうさま』と言ったら、隣のおばさんに『何で』と言われた。『作っている人に感謝している』と答えたら『お金を払っているのだから、店がお客に感謝すべきだ』と言われた」との内容だ。

 また、申し入れを支持する手紙も数通あった。学校で「いただきます」を言う際、手を合わせることに「宗教的行為だ」、と疑問を投げかける人もいるという。
 永さんは、中華料理店を営む友人の話を紹介した。その友人は「いただきます」と聞くとうれしいから、お客さんの「いただきます」の声が聞こえたら、デザートを無料で出すサービスをした。後日、永さんがサービスを後悔していないかと尋ねたところ「大丈夫です。そんなにいませんから」と言われたという。

毎日新聞 2006年1月21日 東京朝刊
by maron415 | 2006-11-16 11:22 | 独り言
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