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「電池が切れるまで―子ども病院からのメッセージ」  すずらんの会編
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この本の紹介文です。
長野県立こども病院に長期入院した子どもたちの詩画集です。
親や医師、院内学級の先生への感謝、
友達への思いやり……。
命と向き合う子どもたちの、素直でひたむきな言葉が、
まっすぐ心に届きます。
  「命」

命はとても大切だ
人間が生きるための電池みたいだ
でも電池はいつか切れる
命もいつかはなくなる
(中略)
だから 私は命が疲れたと言うまで
せいいっぱい生きよう

日々命と向き合い、懸命に戦っている子どもたち
まだまだ世の中のしがらみなんか知らないからこそ
純粋に生きたいと願い頑張っている。
その姿には私たち大人が教わることがたくさんあると思いました。

最後のあとがきにある医師の言葉が心に残っています。
…生存率の高い治療法こそよい方法として
ご家族に説明してきた。
それが辛く苦しいものであっても、
生きるためには
耐えるのが当然と考えていた。
 医療は人の苦しみを和らげてあげるのが
本来の姿だと思う。

命にとって大切なことは長さではなく、質である。
命の質を決めるのは、
温かな家族とのふれあいだ…

いや、そういう治療を積み重ねることによって
医学は発達したのだ。
そのときは辛いかもしれないが
全体でみると医学に貢献している。
という医師が多いだろうと思います。

その中で上のような考えをもっている医師がいる。
すばらしいことだと思います。
by maron415 | 2006-08-07 10:37 | 天使ママ お産 関連
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