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「子どもを選ばないことを選ぶ」 大野明子
以前図書館で、この本を偶然見つけ読みました。
そして、この先生の考え方にすごく共感をもちました。
「子ども自身が選び、子ども自身が決めます。」という言葉に救われました。

本の抜粋ですが
お母さんがよかったから生まれてきた

子どもが選んで、子どもが決める
どの子にも、その子どもなりの人生があります。また、その子にはそれ以外の人生はありません。無理矢理助けることもできなければ、その逆もしてはいけないのだろうと思うのです。それは子ども自身が選び、子ども自身が決めます。

生きて生まれることのできなかったいのちを十分に悼み悲しむ時間と空間が必要である

大体この本は、出生前診断やダウン症候群のことについて書いています。

出生前診断によって、
命を守る病院で異常があるからといって切り捨てられる胎児の命
「この赤ちゃんは異常がある。どうしますか。」と言われるのと、
「異常が見られるけれど、赤ちゃんの命をまっとうさせよう。」
と言われる違い。

羊水検査などの出生前診断
もしかしてマロンママも気軽に受けていたかもしれない。
たまたま天使ちゃんのときはすすめられなかった。
でも、最初の天使ちゃんのときはすすめられた。
(最初と次のでは病院が違います。ちなみにその次のときも)
受ける時期の前に流産しただけ。

医学の最前線を使って全身管だらけで生きている赤ちゃんがいる反面、
異常があるからといって切り捨てられる胎児。
せめてその赤ちゃんが生きようとしている間は生かせてあげたい。命を全うさせてあげたい。
今の日本でそんなに難しいことでしょうか。
by maron415 | 2006-08-02 14:48 | 天使ママ お産 関連
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