人気ブログランキング | 話題のタグを見る
『原爆の日』です。
何か、こういう日こそ、「祝日」じゃないけど作ってほしいなと思いつつ…

こういう日に、どんなことを言うのかな?と思ったので

東京新聞被爆の実態学べ  政府へ核廃絶アピール 62回広島『原爆の日』社会(TOKYO Web)より
2007年8月6日 夕刊
 広島市は六日、人類史上初の原爆投下から六十二年の「原爆の日」を迎えた。爆心地に近い中区・平和記念公園では午前八時から「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」(平和記念式典)が営まれ、秋葉忠利市長は平和宣言で「人類の意志として核兵器廃絶を呼び掛ける」と誓った。久間章生前防衛相の原爆投下「しょうがない」発言などを受け、秋葉市長は「唯一の被爆国である日本政府には、謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、世界に広める責任がある」と強調した。
 式典には被爆者や遺族ら約四万人が参列。安倍晋三首相も就任後初めて出席した。投下時刻の午前八時十五分に平和の鐘が鳴らされると、参列者は一斉に黙とうし、犠牲者の冥福を祈った。
 米国など核保有国の軍縮は進まず、北朝鮮による核実験など拡散の動きも続いている。秋葉市長は「時代に遅れた少数の指導者たちが、力の支配を奉ずる世界観にしがみついている」と厳しく批判。日本政府に対し、平和憲法の順守とともに「米国の誤った政策にはっきり『ノー』と言うべきだ」と求めた。
 原爆犠牲者とともに、射殺された伊藤一長前長崎市長に哀悼も表した。
 四月に就任した田上富久長崎市長も参列。海外から過去最多の四十二カ国の代表が出席した。
 子ども代表の「平和への誓い」で小学六年の森展哉君(12)と山崎菜緒さん(12)は「原爆や戦争の恐ろしい事実や悲しい体験を一人でも多くの人たちに伝えることは、わたしたちの使命です」と読み上げた。
 五日に被爆者団体代表と面会し、原爆症認定基準の見直し検討を表明した安倍首相は「広島、長崎の悲劇は、この地球上のいかなる地においても再び繰り返してはならない」とあいさつした。

この市長の政府へのアピールというか、批判というのは、びっくりです。
びっくりというのは、自分のいるところなら、絶対にこんなこと言わないだろうなと思うから…
(政府など批判しないということです。)


↓の社説もあるなあと…
ヒロシマ 原爆の罪と核抑止力のジレンマ 社説・コラム YOMIURI ONLINE(読売新聞)より
首相は、北朝鮮の核の脅威に対抗するためには、「核の抑止力を必要としている現実もある」と答えた。
原爆投下は肯定できない。他方、日本は、国の安全保障を米国の核抑止力に頼らざるをえない。これは、戦後日本が背負い続けている“ジレンマ”である。
 広島市の秋葉忠利市長が6日に行う平和宣言では「米国の時代遅れで誤った政策にはノー」としながら、北朝鮮の核については直接、言及がないという。

米に守られている状態でいいのか?とは思うし、
(自衛にするのか。いっさい武器を持たないのかは置いておきますが…)
米に頼らざるをえないから、思いやり予算とかテロ特措法とかしないといけないのか?
米に頼っているから、よけい国の安全がおびやかされる?
………
なお、この新聞には、
平和記念式典の記事の中には、
米国の…のところは、書いていませんでした。
でも、社説には書いている(笑)

「国の安全保障を米国の核抑止力に頼らざるをえない。」
国の安全は、どう守っていくのか…
個人的には、日本の領土なんか、石油も何もないのに価値ないぞーと思うのですがね。
だから、だれも相手しないかと…

ついでに、市長とあべちゃんのあいさつの他の記事をMoreで…




謙虚に被爆の実相学べ=前長崎市長に哀悼-広島平和宣言骨子 (時事通信) - goo ニュース
2007年8月2日(木)13:09
 広島市の秋葉忠利市長は2日、原爆の日の6日に平和記念公園で行われる平和記念式典で読み上げる「平和宣言」の骨子を発表した。すべての原爆犠牲者と凶弾に倒れた故伊藤一長前長崎市長に哀悼の意を表した上で、政府に平和憲法順守を求め「謙虚に被爆の実相と被爆者の哲学を学び、米国の時代遅れの誤った政策には『ノー』と言うべきだ」と訴える。 
 骨子は、「少数の指導者たちが被爆者のメッセージに背を向け、人類は滅亡の危機にひんしている」と核をめぐる世界情勢を憂慮。その上で「21世紀は市民の力で問題を解決できる時代」と強調し、10月に韓国で開かれる自治体組織の「都市・自治体連合」の総会で核兵器廃絶を呼び掛けると表明する。(了)



livedoor ニュース - ○安倍首相あいさつ要旨=広島原爆忌 (時事通信社)
2007年08月06日08時49分
 原子爆弾の犠牲となられた方々の御霊に対し、謹んで哀悼の誠をささげます。また、今なお被爆の後遺症に苦しまれている方々に、心からお見舞い申し上げます。広島は焦土から立ち上がり、国際平和文化都市として大きく成長しました。今日まで、広島の復興と発展に尽力された多くの皆様に心から敬意を表します。
 広島、長崎の悲劇は、この地球上のいかなる地においても再び繰り返してはなりません。わが国は、人類史上唯一の被爆国として、悲惨な経験を国際社会に語り継いでいく責任があるのです。私は犠牲者の御霊と広島市民の皆様の前で、悲劇を再び繰り返してはならないとの決意をより一層堅固なものとしました。今後とも憲法の規定を順守し、国際平和を誠実に希求し、非核3原則を堅持していくことを改めてお誓い申し上げます。
 国連総会への核軍縮決議案の提出などを通じて、国際社会の先頭に立ち、核兵器の廃絶と恒久平和の実現に全力で取り組んでまいります。 政府は被爆者の方々に、保健、医療、福祉にわたる総合的な援護施策を充実させてきました。今後とも、被爆者の方々の切実な声に真摯(しんし)に耳を傾け、諸施策を誠心誠意推進してまいります。(了)

by maron415 | 2007-08-06 23:38 | ニュース 新聞より
<< マロンのお○○♪ ゴロゴロ警報発令中! >>