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保険のお話
朝も昼のニュースもワーワー言ってました。
Yahoo!ニュース - 毎日新聞 - 生保不払い 38社が調査結果報告より
 今回多かった不払いは、支払いの可能性があるのに、契約者から請求が来ないことを理由にして、生保が対応しなかったものだ。契約者が少なくない保険料を支払っているのは、まさかの時に保険金を受け取るのを期待してのこと。だが、生保の対応は、支払わなくてもいい理由を探し出し、自己を正当化することだったと言わざるを得ない。営業業績を優先し、保険の本来の役割を放棄したに等しい。

そのね、契約者本人もよく理解できないまま契約してるというのもあるのね。
(保険証書わざと難しくしようとしているようにしか見えないです。)
「これもつけておくともしもの時はいいですよ。」とかね。
で、すすめる人自身がよくわかっていなかったりするのね。
あるテレビで男の人が自分自身自分がどんな保険入っているか知らないって言ってたけど
これが事実なら大問題だと思います。
つまり、本人も知らないうちに入っていたということだから
悪く言えば、もし何かあったときに、
この契約は無効ですねって言われる可能性も大ということじゃないかと…

もちろん、
請求しないのだからほっとけという保険会社の態度もどうかなと思います。
事務上のミスとかふざけたことを言っていましたが、
「うそつきっ!」って思ってしまいました。
一つの保険証書の中の特約について知らんぷりというのは通らないかなと思います。
この話はしだすと長くなるので…

参考までに
生命保険比較【保険選びネット】

医療保険「不払い」実例集 読売ウイークリー 特集 マネー

で、やっと本題です。
CM情報:日本生命保険相互会社より
「愛する人のために」 谷川俊太郎

保険にはダイヤモンドの輝きもなければ、
パソコンの便利さもありません。
けれど、目に見えぬこの商品には、
人間の血が通っています。
人間の未来への切ない望みが
こめられています。
愛情をお金であがなうことはできません。
けれどお金に、
愛情をこめることはできます、
生命をふきこむことはできます。
もし愛する人のために、
お金が使われるなら。

の詩ありますね。
で、これを聞いたときに違和感感じたのね。
もちろん明治安田生命のコレもね
違和感感じたというか
そりゃ本人が何に詩を書こうとそれはその人の自由なんだろうけれど
ちょっと幻滅しちゃったというのが本音です。
まして、この詩のように、なっているかと言ったら…
人間の弱みにつけこんで…という話も聞きます。

で、保険の詩ってこんなのもあるのね。
前偶然見つけてたんだけど、
消えてしまっちゃったので、もう一回さがしました。
「初めての児に」 吉野弘

お前がうまれて間もない日。

禿鷹のように
その人たちはやってきて
黒い皮鞄のふたを
あけたりしめたりした。

生命保険の勧誘員だった。

(ずいぶん お耳が早い)
私が驚いてみせると
その人たちは笑って答えた。
〈匂いが届きますから〉

顔の貌(かたち)さえさだまらぬ
やわらかなお前の身体の
どこに
私は小さな死を
わけあたえたのだろう。

もうかんばしい匂いを
ただよはせていた というではないか。

詩集『消息』より

「吉野弘」についはよくわからないままですのであしからず…
↑ね。何かそのある意味真実を表しているかなあと思いました。

そうそうワンコの保険もあるのよ。
マロンは入ってるの?もちろん入っていません。入れるつもりもないワン!
by maron415 | 2007-04-16 16:45 | 詩のお話
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