典子44歳 いま、伝えたい ~「典子は、今」あれから25年~
Amazon.co.jp: 典子44歳 いま、伝えたい 「典子は、今」あれから25年 本 白井 のり子
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図書館で8月に予約してやっと読みました。
テレビにでていたのを見たのが本を知ったきっかけです。
本より
白井 のり子
1962年1月、熊本県熊本市で、両腕を失ったサリドマイド児として生まれる。
66年、「女性自身」の記事がきっかけで、典子ちゃんの存在がマスコミの注目するところとなる。
80年に熊本市役所に就職。
翌81年、彼女が主演した映画「典子は、今」(松山善三監督)は、当時皇太子だった天皇陛下と美智子様もご覧になるという空前の大ヒットになり、全国から寄せられた手紙は一カ月三万通にものぼり、一躍時の人に。
83年に結婚し、翌年長女、95年に長男を出産。
2006年3月末に熊本市役所を退職して、新たに白井のり子事務所「スマイルビー」を設立、講演活動をスタートさせた。これまで「普通の女性」として生きたい、自分自身を守りたいと、マスコミの取材を一切、拒み続けてきたが、これからは「今の、のり子」を知って、元気や勇気を感じてくれる人々と出会うため、全国各地を飛び回る。

今までの半生と心境を書いています。

父親と医師はわたしの行く末を悲観してか、
短い腕についた数本の指を生後35日で切断されたということ…

いよいよ小学校入学のとき、養護学校入学を拒否された。
地元の小学校からは養護学校に行ってくださいと…
たらい回しにされたが、世論も味方をしてくれるようになって、
晴れて入学することができた。
(養護学校義務化は1979年から)

中学校のときに、仲のいい友達に向かって
「あなたも大変よねー、二人分のことをしなきゃいけないから」
と言われ、今なお消し去ることができないことばとなっているということ

子どものしつけについて
子どもは素直な疑問を持つものです。
でも、小さいときから
「人の体のことについては決して言ってはいけない、指を差してはいけない」
をしつけのひとつとして教えておくべきだと思います。
社会道徳を「親の責任」で、教えるべきではないかと…

わたしは自分の意思をきちんと伝えられる人は障害者ではないと思っています。伝えられない健常者は心の障害者だと思っています。

せっかく授かった命、限られた命。
いつもいつも、
今を大切に!楽しく生きていたいのです。


いろいろ葛藤があって、今の著者がいる。
安定した職を捨てて、講演活動をスタートさせた著者…
上のように言えるまでに、様々な思いがあっただろうと思います。
同世代として、教えられることばかりの本でした。

参考までに
白井典子公式ホームページ。スマイルビー

白井のり子 - Wikipedia
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by maron415 | 2007-01-22 14:42 | 本 絵本
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