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目からウロコの日本史―ここまでわかった!通説のウソと新事実
Amazon.co.jp: 目からウロコの日本史―ここまでわかった!通説のウソと新事実 本 河合 敦
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の中の一つだけ…
江戸時代の船というのは、風で動く。
北前船は、風にのって、大坂→下関→日本海→蝦夷地、復路は寄り道せずにまっすぐ西国を目指す。(日本海を抜けて瀬戸内海へ到達するため)蝦夷地の海産物を仕入れて売るためだ。もちろん、高値で売れそうな商品を仕入れながらである。
風がなければ、風と波を待つ。二ヶ月以上待つこともある。風待港として栄えた港がある。
風待ちで男たちが滞在している間、いくつもの恋が芽生えた。ただ、恋はいずれも短い。あくまで風待ちであり、来年も同じ港に寄る可能性は少なかった。
能登の福浦港を見下ろす断崖に「腰巻き地蔵」と呼ぶ小さな地蔵尊がある。深夜密かに女たちがここを訪れ、地蔵に自分の腰巻をまいたことが、その名の由来だ。地蔵が怒って海を荒らすのを期待したのである。荒天になれば船は出ず、愛する人との別れが一日延びる。そんな女たちの切ない思いが、地蔵尊には染みついている。


他の本にも書いていましたが、
風がでるまで待つというのは、その当時当たり前だったみたいで、
で、船乗りは、その間することがない。
もしかしたら、今度の航海で命を落とす危険性は大で…
(でも、とっても儲かるから止めない。)
とくれば…

で、お地蔵さん、怒るかな?
だれかなら…

少し前まで、海が荒れると船は出ない。
当たり前だったんですよね。
お店のものがなくなるとか…

今、便利になって、
もしものときにもすぐ対応できるって言っています。
でもね、そのかわり、さびれてしまったものもあります。
さびれる→仕事がなくなる→若い子がいなくなる。

便利になってよかったんでしょうけれどね…
昔の方が、栄えていたなあと思うときがあります。
by maron415 | 2007-01-20 15:11 | 本 絵本
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